【資産管理】一生、従業員の一人で終わらないために
どんなに頭が良くても、経験豊富でも
「この株が儲かる」「この資産は値上がりする」
ということは分かりません。
分かったものに集中投資するのではなく、
分からないから分散投資するのが正解ですよね。
１０年以上前の本ですので、
一部内容や制度が現在とは食い違うものもありますが、
投資手法、考え方に関しては大変勉強になりました。
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＜概要＞
・生活防衛資金を貯めていないのに、投資を始めてはいけない
・株価は資本主義経済の成長を最もよく反映している
・自分が転職したい会社の株主になろう
・過去３０年保有した場合の年平均株価収益率は１２％近い高利回り（2008年現在）
・株価が暴落しても生活上でも、心理的にもダメージを受けないことが必要
・株２０銘柄を分散して持てば、リスクは十分に軽減できる
・一生、従業員の一人で終わるのではなく、株式投資でオーナーの一人になろう
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■初心者が投資を始める前に最も重要なこと
生活防衛費として年間支出の２年分（最低でも１年分）を持つこと。
「株価が暴落しても生活上のダメージを受けないだけでなく、
心理的にもダメージを受けないことが必要」なわけですから、
株価が大幅に下げても生活にダメージがないような、
そして気持ちのダメージがないような
資産運用を心がけなくてはいけません。
四六時中「Yahooファイナンス」を気にしながらする投資なら
やめたほうが無難です。
■生活防衛費（銀行預金）が確保できたらやること
生活防衛費以外の資金を運用資産として充てていきます。
もし１００万円を運用するなら
(１)４０％ ４０万円を１倍ＦＸへ
(２)４０％ ４０万円を日本株式へ
(３)１０％ １０万円を外国ETFへ
(４)１０％ １０万円を日本国債へ
という具合に。
特に、(１)４０％ ４０万円を１倍ＦＸへに関しては、
「投資フォリオの中で４～５割を上限として外貨資金を持っていてもよい」
とされていて、その際は外貨預金ではなく、
FX（外国為替証拠金取引）をおすすめされていました。
FXでのレバレッジは１０倍、２０倍にする必要はなく、
原則として倍率は１倍で！
＝リスクを抑えながら効率良くリターンを狙う投資方法です。
FXをレバレッジ１倍で取引した場合、
リターンが大きく、リスクも小さいのが特徴です。
外貨預金に比べて10倍リターンも高いと試算されています。
（※スワップポイントの受取額が違うため）
米ドル４割
ユーロ３割
ポンド１割
豪ドル１割
NZドル１割
このように通貨を分散して持つのもいいですね！
■『SBI証券・積立FX』でこつこつ外貨を積み立てる
自動で定期積み立ての設定が可能です。
通貨は６種類、レバレッジも１～３倍から選択できます。
米ドルを毎月１万円、１倍で、毎日（営業日）積み立てる場合、
１ヶ月合計８８．１米ドル購入できます。
■ちなみに私は３倍で…
米ドルと豪ドルを毎月１万円ずつ購入しています。
今現在レバレッジを３倍で設定中。
１万円を３倍のレバレッジで積み立てなので、
１ヶ月合計２６４．３１米ドル購入していることになります。
いずれもわずかにプラスが出ています。
タイミングを見て１倍の設定に変更するかもしれません。
資産運用の結果が気になって眠れないという人は、
収益変動率が比較的小さい債券を中心に
ポートフォリオを組むべきです。
自分にとって一番大切なのは仕事なのだから、
投資ごときに心の平静を奪われてはいけません。
冷静に淡々と事実を受け止められる心のタフさがなければ、
株式投資はやめたほうが賢明です。
■【投資の疑似体験】永久不滅ポイントを運用する
投資を始める前に勉強したい！と言う人にとっては、
ポイント運用で投資を疑似体験するという方法もあります。
わたしが取り組んでる永久不滅ポイントの運用ですが、
約100ポイントの増加となっています。
（永久不滅ポイント100ポイントはTポイント450ポイント分）
資産を殖やすための第一歩として、
身近なところから運用に触れてみてはいかがでしょうか。
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